当社について
“To become a leading company providing innovative process and manufacturing solutions to fulfill the
need of continuous improvement and cost efficiency in the electronic assembly and semiconductor
industry”
ファーストテクノロジー社は、シュミットエレクトロニクスグループの電子基板アッセンブリ関連設備、及び半導体関連設備を扱うビジネスユニットが2006年4月に同社よりスピンオフして誕生しました。中国の電子部品表面実装業界においては、その創成期からシュミットがいち早くFUJIのチップマウンターを取り扱い、ファーストテクノロジーとなった現在に至るまで既に40年以上、常に最新技術の紹介と技術サポートに取り組み続けて中国の電子産業に貢献しています。
そのDNAはライカに?
ファーストテクノロジーの母体となるシュミット社は、ドイツ人、パウル・シュミット氏が1896年に日本で設立した商社、シュミット商店にまで遡る歴史ある会社です。35ミリフィルムカメラの元祖として知られるライカや、レントゲンを当時日本で最初に紹介したとも言われています。
その後シュミット商店は、Schmidt & Co. として北京(1911)、香港(1931)にも進出し、早い時期から中国とのかかわりを築いてきました。
電子産業創成期はこの名機から?
そして中国では1990年代から改革開放路線がいっそう加速され、2000年代初頭までに驚異的な高度経済成長を成し遂げます。その中心地となった場所が深圳ですが、欧米諸国、日本からも多くの企業が集まり、電子産業の一大製造拠点と化しました。
その時期にシュミット社はFUJIの正規代理店としていち早くFUJIチップマウンターの名機、CP2/3を中国に紹介し、電子産業の発展に大きく貢献することになりました。
このような中国との関係を間接的に歴史背景として持つファーストテクノロジーは、2007年1月に日本の総合商社双日によって買収され、双日の100%子会社としてさらにパワーアップ、成長を続けてまいりました。
2022年1月21日、日本の総合商社傘下で培ってきた管理、流通、営業、サービスのノウハウは変わらず、スピードが求められる中国市場に対応すべく更なる機動的経営を目的としてMBOを実施しました。ファーストテクノロジーはこれからの中国においても電子産業の分野で重要な役割を果たし続けていきます。